使い方
- 利率を入力
年利率または成長率(%)を入力します。
- 計算を実行
計算ボタンをクリックして結果を確認します。
- 結果を確認
投資元金が2倍になる予想期間と実際の複利計算結果を比較します。
72の法則とは?
72の法則(Rule of 72)は、複利で増える資産が元本の2倍になるまでにかかる年数を暗算で見積もるための概算テクニックです。複雑な対数計算をする代わりに、72という数字を年利回りで割るだけでよいため、投資相談や頭の中での比較で広く使われています。
なぜ72なのか
2倍になる正確な時間は自然対数 ln(2)≈0.693 によって決まります。0.693に100を掛けると69.3になりますが、72は6・8・9・12などで割り切れるため暗算がしやすく、一般的な投資利回り(年6~10%)の範囲で誤差が最も小さくなります。
どこで使うのか
- 投資:年8%のファンドはおよそ9年で2倍。
- インフレ:物価上昇率3%なら、約24年後に貨幣価値が半分に。
- 負債:カードのリボ金利18%なら、約4年で借金が2倍に。
計算式
この計算機は、概算と正確値の2つをあわせて表示します。
72の法則(近似): 2倍になる期間 = 72 ÷ 年利回り(%)
正確な複利の公式: 期間 = ln(2) ÷ ln(1 + 年利回り ÷ 100)
たとえば年利回り 8% を入れると、近似値は 72÷8 = 9.0年、正確値は 0.693 ÷ ln(1.08) = 0.693 ÷ 0.0770 ≈ 9.0年 とほぼ一致します。1,000万円はこの期間の後に2,000万円になります。
よくある質問
72の法則とは何ですか?
72を年利率で割ると、投資元金が2倍になるのにかかるおおよその期間(年)がわかる簡便法則です。たとえば年6%の利回りなら 72÷6 = 約12年です。
72の法則はどのくらい正確ですか?
年利率6~10%の範囲で最も正確で、この区間では正確な複利計算との誤差は1%未満です。極端に高い・低い利率では誤差が大きくなります。
インフレにも適用できますか?
はい、物価が2倍になる(=貨幣価値が半分に減る)までの期間も計算できます。インフレ率3%なら 72÷3 = 24年後に物価が2倍になります。
なぜ70や69ではなく72を使うのですか?
数学的に正確な定数は ln(2)×100 ≈ 69.3 ですが、72は2・3・4・6・8・9・12できれいに割り切れるため暗算がはるかに簡単です。だから実務では69.3ではなく72を標準として使います。
72の法則はどのように活用しますか?
投資利回りの比較、インフレによる購買力が半減する時期の計算、ローンやリボ払いの借金が2倍になる時期の把握などに活用します。暗算だけで素早い意思決定を助けます。
正確な期間と近似値はなぜ異なるのですか?
近似値(72÷利率)は概算で、正確な期間は複利の公式 ln(2)÷ln(1+利率/100) で計算します。利回りが8%付近ならほぼ同じですが、20%のように高くなると近似値(3.6年)が正確値(3.8年)よりやや短く出ます。
元本が3倍になる時間も求められますか?
72の法則は2倍専用です。3倍は「114の法則」、4倍は「144の法則」で、同じ方式(114÷利率、144÷利率)で見積もれます。
月複利・日複利にもそのまま使えますか?
72の法則は年1回の複利を前提とした概算です。複利の周期がより頻繁だと実際の2倍になる時点が少し早まるため、精密な比較が必要なときは一緒に表示される正確な複利計算値を参考にしてください。
2026年 最新金利・税率反映