使い方
- 抵抗値を入力
並列に接続された各抵抗の値(Ω)を入力します。
- 抵抗を追加
必要に応じて追加ボタンを押してより多くの抵抗を入力します。
- 結果を確認
計算するボタンをクリックすると、合成抵抗値と総電流が表示されます。
並列抵抗とは?
並列抵抗とは、2つ以上の抵抗が同じ2つのノード(接点)の間に並べて接続された回路構成です。各抵抗には同じ電圧がかかり、全体の電流は各枝(ブランチ)に分かれて流れた後、再び合流します。
並列につなぐと電流の流れる経路が増えるため、合成抵抗(Rt)は常に最小の個別抵抗より小さくなります。この性質を利用して、実務では標準抵抗だけで望みの中間抵抗値を作ったり、定格電流を分散して発熱を抑えたり、スピーカーや配線の負荷インピーダンスを整合させたりします。
どこで使うの?
- 電源回路の電流分配および電力分散
- スピーカーのインピーダンス整合(例: 8Ω 2個の並列 → 4Ω)
- 標準値にない抵抗を組み合わせて実現
計算式
並列合成抵抗は、各抵抗の逆数(コンダクタンス)をすべて足した値の逆数です。
1/Rt = 1/R1 + 1/R2 + ... + 1/Rn
ここでRtは合成抵抗、R1〜Rnは各並列抵抗値(単位 Ω)です。
計算例 (100Ω、200Ω、300Ωの並列)
- 逆数の和: 1/100 + 1/200 + 1/300 = 0.01 + 0.005 + 0.003333 = 0.018333
- 合成抵抗: Rt = 1 / 0.018333 ≈ 54.5455Ω
抵抗が2個だけならRt = (R1 × R2) / (R1 + R2)の積/和の式がより簡単です。例: 60Ω∥40Ω = 2400/100 = 24Ω。
よくある質問
並列抵抗の合成抵抗はどう計算しますか?
並列抵抗の合成抵抗は 1/Rt = 1/R1 + 1/R2 + ... + 1/Rn の公式で計算します。各抵抗の逆数をすべて足し、その和の逆数を取れば求められます。合成抵抗は常に最小の個別抵抗より小さくなります。
抵抗が2個のときに、もっと簡単な公式はありますか?
はい。抵抗が2個のときは、積を和で割る Rt = (R1 × R2) / (R1 + R2) の式が速いです。例えば60Ωと40Ωを並列接続すると (60×40)/(60+40) = 2400/100 = 24Ω になります。
同じ値の抵抗を並列接続するとどうなりますか?
同じ値(R)の抵抗n個を並列接続すると、合成抵抗はR/nになります。例えば100Ωを2個並列にすると50Ω、100Ωを4個なら25Ωになります。
並列抵抗が常に最小の抵抗値より小さいのはなぜですか?
並列接続は電流の流れる経路を追加するからです。経路が増えると全体の電流が大きくなり、オームの法則(R = V/I)に従って電圧が同じとき電流が増えれば抵抗は減ります。そのため合成抵抗は最小の枝抵抗よりも小さくなります。
直列接続と並列接続の違いは何ですか?
直列接続は抵抗が一列につながり、合成抵抗が各抵抗の和(Rt = R1 + R2 + ...)で大きくなり、電流がすべての抵抗で同じです。並列接続は抵抗が並んで置かれ、合成抵抗が小さくなり、すべての抵抗に同じ電圧がかかります。
並列接続で各抵抗に流れる電流はどう求めますか?
並列ではすべての抵抗に同じ電圧Vがかかるので、各枝の電流はオームの法則 I = V/R で別々に求めます。抵抗の小さい枝により大きな電流が流れ、各枝電流の和が全体の電流と等しくなります。
抵抗を1個だけ入力しても計算できますか?
はい。抵抗を1個だけ入力すると並列合成が起こらないので、その値がそのまま合成抵抗(Rt)になります。実際の並列効果を見るには2個以上を入力してください。
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