モル質量計算機

化学式を入力すると分子量(モル質量)を即座に計算します。元素組成、質量百分率まで確認できる無料オンラインモル質量計算機。

使い方

  1. 化学式を入力

    計算したい物質の化学式を入力します(例:NaCl、C6H12O6)。

  2. 計算を実行

    計算するボタンをクリックしてモル質量を計算します。

  3. 結果を確認

    モル質量(g/mol)、各元素の個数および質量百分率が表示されます。

モル質量とは?

モル質量(molar mass)とは、ある物質1モル(mol)、つまり粒子が6.022×10²³個集まったときの質量を指し、単位はg/molです。物質を構成する各元素の原子量(原子1個の相対質量)に化学式中の個数を掛け、それらをすべて足し合わせて求めます。

モル質量は化学において質量と粒子数をつなぐ橋渡しの役割を果たします。はかりで量れるグラム(g)の値をモル質量で割れば、反応に関わる分子のモル数がわかるため、化学反応式の量論計算、溶液のモル濃度の調製、収率の計算の出発点になります。

  • 水 H₂O → 18.015 g/mol
  • 食塩 NaCl → 58.443 g/mol
  • ブドウ糖 C₆H₁₂O₆ → 180.156 g/mol

計算式

モル質量は化学式に含まれるすべての元素の寄与分を合計した値です。

モル質量 = Σ(元素ごとの原子量 × 個数)

例 — 水 H₂O (原子量 H=1.008、O=15.999)

  • 水素: 1.008 × 2 = 2.016 g/mol
  • 酸素: 15.999 × 1 = 15.999 g/mol
  • 合計: 2.016 + 15.999 = 18.015 g/mol

括弧がある式は中を先に計算し、括弧のあとの数だけ掛けます。たとえば Ca(OH)₂ は Ca 1個 + (O 1個 + H 1個)×2 と展開して計算します。結果は小数第3位まで表示されます。

よくある質問

モル質量とは何ですか?
モル質量とは、ある物質1モル(6.022×10²³個)の質量をグラム(g/mol)で表した値です。物質を構成する各元素の原子量に個数を掛けて合計して求めます。たとえば水(H₂O)は 1.008×2 + 15.999 = 18.015 g/mol です。
化学式はどう入力しますか?
元素記号は1文字目を大文字、2文字目を小文字で入力し(例: H、Na、Ca)、元素のあとに個数を数字で付けます(例: H2O)。括弧にも対応しており、括弧のあとの数字でグループの個数を指定します(例: Ca(OH)2)。スペースを入れずに入力してください。
モル質量と分子量の違いは何ですか?
分子量は単位のない相対的な質量(amu、原子質量単位)で、モル質量は g/mol の単位を持ちます。両者は数値的に同一なので、分子量18.015の水のモル質量は18.015 g/mol です。
アボガドロ数とモル質量はどんな関係ですか?
アボガドロ数(6.022×10²³)は1モルに含まれる粒子の数です。モル質量が18.015 g/molの水18.015gの中には、約6.022×10²³個の水分子が含まれています。つまりモル質量は、アボガドロ数だけの粒子が集まった質量です。
括弧の入った化学式も計算できますか?
はい。Ca(OH)2、Al2(SO4)3のような入れ子の括弧まで対応しています。括弧内の元素の個数に括弧のあとの数字を掛けて合計します。たとえば Ca(OH)2 は Ca 1個、O 2個、H 2個に展開され、40.078 + 15.999×2 + 1.008×2 = 74.092 g/mol になります。
質量からモル数はどう求めますか?
モル数 = 質量(g) ÷ モル質量(g/mol) です。たとえばブドウ糖(180.156 g/mol)90gは 90 ÷ 180.156 ≈ 0.5モルです。逆にモル数にモル質量を掛ければ必要な質量がわかり、溶液の調製に使えます。
質量百分率(組成比)はどう計算しますか?
各元素の寄与質量を全体のモル質量で割った値です。水の場合、酸素は 15.999 ÷ 18.015 ≈ 88.8%、水素は 2.016 ÷ 18.015 ≈ 11.2% を占めます。計算機は元素ごとの個数とともに、この組成比も合わせて表示します。
原子量はどんな値を基準にしていますか?
標準原子量(IUPAC基準)を使用します。たとえば H=1.008、C=12.011、N=14.007、O=15.999、Na=22.990、Cl=35.453、Ca=40.078 です。これらの値は自然界の同位体の平均質量なので整数ではありません。
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