デシベル計算機

デシベル(dB)値を簡単に計算・変換します。騒音レベルの比較、電力・電圧比のdB変換を無料で提供するオンラインデシベル計算機。

使い方

  1. 値を入力

    変換したい電力、電圧、または騒音レベルの値を入力します。

  2. 単位を選択

    dB、dBm、dBWなど、希望するデシベル単位を選択します。

  3. 結果を確認

    計算するボタンをクリックすると、変換されたデシベル値と比率が表示されます。

デシベル(dB)とは?

デシベル(dB)は、2つの物理量の比率を底が10の対数スケールで表した無次元の単位です。1ベル(B)の10分の1にあたり、人間の聴覚が刺激の強さを対数的に知覚するという特性とよく合うため、音響分野で広く使われています。

デシベルの核心は「絶対値ではなく基準値に対する比率」である点です。同じ60dBでも、何を基準にしたかによって意味が変わります。対数を用いる理由は、測定対象の範囲が非常に広いためです。たとえば可聴音圧は、最も小さい音から痛みを感じる音までエネルギーで1兆倍以上の差がありますが、対数変換を行えばこれを0~120dBという扱いやすい数値に圧縮できます。

この計算機は電力比(power ratio)電圧比(voltage ratio)の2つのモードに対応しています。音響測定、オーディオ信号のゲイン、アンテナや通信回線の損失計算などに活用できます。

計算公式

電力(または音響エネルギー)の比率を扱うときはdB = 10 × log₁₀(P1 / P2)を使います。電圧・電流・音圧のように振幅にあたる量は、電力がその2乗に比例するため(P ∝ V²)、dB = 20 × log₁₀(V1 / V2)を使います。

変数の意味: P1・V1は測定値、P2・V2は基準値です。

例1(電力比): 出力が100W、基準が1Wなら、dB = 10 × log₁₀(100 / 1) = 10 × log₁₀(100) = 10 × 2 = 20dB

例2(電圧比): 信号2V、基準1Vなら、dB = 20 × log₁₀(2 / 1) = 20 × 0.301 ≈ 6.02dB。つまり電圧が2倍のとき約6dB増加します。

よくある質問

デシベル(dB)とは何ですか?
デシベルは、2つの値の比率を対数スケールで表す単位です。基準値に対する測定値の比率を対数に変換することで、音・電力・電圧のように範囲が非常に広い値を扱いやすくします。絶対量ではなく相対的な大きさを表す点が核心です。
電力比と電圧比の公式はなぜ違うのですか?
電力(P)は電圧(V)の2乗に比例するため(P ∝ V²)、電力比には10×log₁₀を、電圧比には20×log₁₀を使います。20は10×2であり、この2は2乗の関係から来ています。その結果、電力が2倍なら約3dB、電圧が2倍なら約6dB増加します。
10dB増えると音はどれくらい大きくなりますか?
音響エネルギー(電力)は10dBごとに10倍増加しますが、人が感じる主観的な音の大きさは約2倍に知覚されます。逆に3dBの増加はエネルギーが約2倍になったということで、体感の差はほとんど感じられないほど小さいです。
日常生活でのデシベルの目安はどれくらいですか?
静かな図書館は約30dB、一般的な会話は約60dB、都市部の交通騒音は約80dB、自動車のクラクションは約110dB、ジェットエンジン付近は約140dBです。日常の騒音は通常、基準音圧20µPaを0dBとしたdB SPLで表します。
電圧が2倍になるとなぜ6dBなのですか?
電圧比の公式20×log₁₀(2)に代入すると20 × 0.301 ≈ 6.02dBになるためです。電力で見ると、電圧が2倍のとき電力は4倍になり、10×log₁₀(4) ≈ 6.02dBと同じ結果が得られます。2つの公式が物理的に一致することを示しています。
デシベル値がマイナスになることはありますか?
はい。測定値が基準値より小さく比率が1未満になると、対数値が負になりdBも負になります。たとえば信号の減衰(ロス)や-10dBのゲインは、出力が入力より小さくなった状態を意味します。比率がちょうど1なら0dBです。
dBmとdBWの違いは何ですか?
dBmは1ミリワット(mW)を基準に、dBWは1ワット(W)を基準にしたデシベル値です。1W = 1000mWなので両者は30dBの差があり、0dBm = -30dBWとなります。無線・通信分野で絶対電力レベルを表すときによく使われます。
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