サブネット計算機

IPアドレスとサブネットマスクまたはCIDRを入力すると、ネットワーク・ブロードキャストアドレス、利用可能ホスト数、IPクラスを即座に計算できます。

使い方

  1. IPアドレスを入力

    IPv4アドレスを入力します(例:192.168.1.0)。

  2. サブネットマスクを入力

    CIDR表記(/24)またはサブネットマスク(255.255.255.0)を入力します。

  3. 結果を確認

    計算するボタンをクリックすると、ネットワーク範囲、ホスト数、ワイルドカードマスクなどが表示されます。

サブネットとは?

サブネット(subnet)とは、ひとつの大きなIPネットワークをより小さな論理単位に分割した部分網のことです。32ビットからなるIPv4アドレスはネットワーク部ホスト部に分かれており、この境界を決めるのがサブネットマスクで、そのマスクをビット数で表記したものがCIDRプレフィックス(/24など)です。

サブネット化を行う理由は大きく3つあります。

  • アドレスの節約:必要なホスト数に合わせて帯域を分割し、IPの無駄を減らします。
  • ブロードキャストの分離:ネットワークを分けて不要なブロードキャストトラフィックを遮断します。
  • セキュリティと管理:部署や用途ごとにネットワークを分け、アクセス制御とルーティングを単純化します。

この計算機はIPとCIDRを入力するだけで、ネットワークアドレス、ブロードキャストアドレス、使用可能なホスト範囲、IPクラス、プライベートIPかどうかを一度に表示します。

計算式

すべての値は32ビットのビット演算で求めます。

  • サブネットマスク = 0xFFFFFFFF << (32 - CIDR)
  • ネットワークアドレス = IP AND サブネットマスク
  • ワイルドカードマスク = NOT サブネットマスク
  • ブロードキャスト = ネットワークアドレス OR ワイルドカードマスク
  • 総ホスト数 = 2^(32 - CIDR)使用可能ホスト数 = 2^(32 - CIDR) - 2

例:192.168.1.10/24 → マスク 255.255.255.0、ネットワーク 192.168.1.0、ブロードキャスト 192.168.1.255、使用可能ホストは 192.168.1.1~192.168.1.254 の254個(= 2^8 - 2)です。ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの2つを引くため -2 が付きます。

よくある質問

サブネットマスクとは何ですか?
サブネットマスクは、IPアドレスのネットワーク部とホスト部を区別する32ビットの値です。例えば 255.255.255.0(/24)は上位24ビットがネットワーク、下位8ビットがホストを表します。同じネットワークに属する機器かどうかを判別する基準になります。
CIDR表記とは何ですか?
CIDR(Classless Inter-Domain Routing)表記は、IPアドレスの後にスラッシュ(/)とプレフィックス長を付けてネットワーク範囲を表す方式です。192.168.1.0/24 は上位24ビットがネットワークであることを意味し、256個のアドレス(使用可能ホスト254個)を含みます。
プライベートIPの範囲はどこですか?
RFC 1918 で定義されたプライベートIPの範囲は3つあります。クラスA:10.0.0.0/8(10.0.0.0~10.255.255.255)、クラスB:172.16.0.0/12(172.16.0.0~172.31.255.255)、クラスC:192.168.0.0/16(192.168.0.0~192.168.255.255)。これらの範囲はインターネット上で直接ルーティングされないため、内部ネットワークで自由に使えます。
使用可能なホスト数はどう計算しますか?
総ホスト数は 2^(32-CIDR) で、使用可能ホスト数はそこから2を引いた値です。例えば /24 は 2^8=256 個のうち、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除いて254個です。/30 は 2^2=4 個のうち2個しか使えず、2台のルーターをつなぐポイントツーポイントリンクによく使われます。
ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスをホストに使えないのはなぜですか?
ネットワークアドレス(ホストビットがすべて0)はそのサブネット自体を指す識別子であり、ブロードキャストアドレス(ホストビットがすべて1)はサブネット内のすべての機器に同時に送る特殊なアドレスです。どちらも予約されており、個々の機器に割り当てることはできません。
ワイルドカードマスクとは何で、どこで使いますか?
ワイルドカードマスクはサブネットマスクをビット反転した値で、/24 の場合は 0.0.0.255 になります。マスクでは0が「必ず一致」、1が「無視」を意味し、主に Cisco の ACL や OSPF のルーティング設定でアドレス範囲を指定する際に使われます。
IPクラス A・B・C はどう見分けますか?
IPv4の最初のオクテットの値で見分けます。A は 1~126、B は 128~191、C は 192~223、D(マルチキャスト)は 224~239、E(実験用)は 240~255 です。127 はループバック(localhost)として予約されています。ただし現在は、クラス区分よりも CIDR ベースの可変長サブネットが標準です。
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